地域に根ざした生涯”楽”習をテーマに、三月一日~六日の日程で「第十八回中央公民館まつり」が開催されました。
まつりは、中央公民館や各字公民館、各種団体、サークルなどの活動の発表を通して関係団体の親睦及び情報交換などを行い、地域に密着した公民館活動の在り方を探り、村民への主体的な生涯学習の啓発を図ることを目的に毎年開催されているもので、いわば、まつりは学習成果を総合的に発表する集大成の場。
まつり初日には関係者らが集う中、館内にて開幕のテープカットが行われた(雨天の為)。そのセレモニーでは主催者を代表して仲間朝健中央公民館館長が「今年は千四百人を超える参加者があり、生涯学習に多くの人々が参加した。まつりに多くの村民が訪れることを希望している」と成果を報告。また、山内村長は「数々の作品は実に見事で肝心をうつものがある。各字と結び各種講座が展開され、村民運動に発展していることに大きな喜びを感じる。観る村民にとっても中央公民館まつりは大きな誇りである」とウチナーグチで語り、まつり出展者らの功績を称えた。
その後館内では、展示作品の鑑賞会が行われ、参加した関係者らは、ホールいっぱいに展示された多くの作品(水彩画や水墨画、書道、ペン習字、やちむん、バッグ、布の絵本などの作品二百五十点余)を見て回り、村民の力作の数々に深い感動を受けていた。
また、五日夕には公民館講座の受講生やサークル仲間らが一堂に集い、和やかに「交流会(前夜祭)」が催され、それぞれが会食を共にしながら交流・懇談を深めたのをはじめ、六日には盆栽実技やアマチュア無線などの「屋外イベント」や「呈茶コーナー」、ステージでは華やかに「舞台発表会」が繰り広げられ、会場を訪れた大勢の観衆を楽しませた。