読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年4月発行 広報よみたん / 13頁

【見出し】いっぺー上等やたん 生き活き健康センター生年合同祝い

 生き活き健康センターに勤務する職員らが”今年戌年を迎えられたお年寄りを祝ってあげようー”と、三月一日から四日にかけて「戌年生年合同祝」を催した。
 これは、生き活きセンターでデイサービスを受けているお年寄りの中に、七人の戌年者がいることから実施されたもの。
 祝賀会では食事サービスの他、職員らによる「かぎやで風」や「祝い節」などの余興が披露され、お年寄りらを喜ばせた。また、宇地原毅さんが弾くエレキギターの演奏にのって松田栄光さんが表情も豊かに、哀愁を込めた歌謡曲を歌うと会場のお年寄りらもその美声にほれぼれと聞き入っていた。ひき続き琉球民謡「しんかぬちゃー」「ユンタンザ花織」の軽快なメロディーが流れ、職員らがステージで踊りだすと、お年寄りらもうずうずする様子。どの顔にも笑顔が弾け、職員らと一緒にステージで楽しげに踊る方、手拍子やタンバリンを打ち鳴らして声援を送る方など、健康センターには生き活きとしたお年寄りらの姿があった。
 職員らが催した合同祝いに、感想を求められた照屋ヨシおばあちゃんは「いっぺー上等やたん。芝居しーや二番るないる」と明るく応えていた。

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