本村の伝統工芸品「読谷山花織」に携わる七氏が、この程全国的に開催された「伝統工芸士認定事業」の伝統工芸士試験(伝統的工芸品産業振興協会主催)に見事に合格し、”伝統工芸士”として認定されました。
これは、通商産業大臣の指定を受け、伝統的工芸品等の製造に関する知識、技術及び技法の向上を図り、伝統的工芸品産業の振興に寄与することを目的に実施。試験は「製職部門」と「染職部門」に知識試験(①統一知識試験、②産地知識試験)と、実技試験(①実技、②課題作品)が行われた。
それだけに審査基準は厳しく、受験資格は、伝統的工芸品の製造に現在も従事し、十二年以上の実務経験年数を有する者が対象で、製織部門ではデザインや整経、絣り巻取り、整織の全部門を対象に審査が行われた。
試験審査の結果、本村から受験した次の方々が伝統工芸士に合格し、認定されました。
【伝統工芸士認定試験合格者】
▼読谷山花織「染職部門」
・新垣 隆(比謝)
▼読谷山花織
・知花良子(波平)
・新垣澄子(大湾)
・上地ヨシエ(楚辺)
・小濱優子(楚辺)
・桃原竹子(楚辺)
・島袋安子(座喜味)
なお「伝統工芸士」の認定証の交付式は三月二十四日に行われ、当山弘経済振興課長から各氏にそれぞれ伝達されました。