ランドセルを背に小学校へ入学する喜びで胸を弾ませている母子・父子世帯の新一年生をみんなで激励しよう-
と四月三日午後、村総合福祉センターで「新入学児童激励会」(国吉トミ読谷村寡婦福祉会会長、村社会福祉協議会主催)が催されました。
会場には民生児童委員をはじめ多くの関係者らが出席し、新一年生の入場を激励の拍手で迎えた。
児童らの入場の後は、自己紹介や「一年生になったら」の歌を元気よく歌い、山内村長(社会福祉協議会会長)からは一人びとりの児童に対して入学祝金や記念品が手渡され、児童らを喜ばせた。
激励会では山内村長や儀保輝和議会議長、伊波清安教育長らがお祝いの言葉を述べる一方で、ステージでは「ファミリー太鼓」や「かぎやで風」「読谷山花織」などのアトラクションが披露され、新一年生らを温かく祝福した。
今年の激励会での対象者は三十五人。主催者の国吉会長は、あいさつの中で「多くの来賓が激励に訪れ、胸にジーンと来るものがある。子供たちは皆が平等で未来を担う大事な宝。素敵な夢と希望を持って頑張ろうとしているのでみんなで支えて頂きたい」と呼び掛け、また、山内村長は子供たちに「学校でたくさんの友達をつくり楽しく一生懸命に頑張ろうね」と語り、父母らに対し「歯をくいしばって頑張り、悩みや困ったことがあったら遠慮なく相談をしてほしい」と述べていた。