村内の各単位子ども会の仲間が集い、親睦を深め、古い伝統と歴史を誇る郷土の文化を発展させることを目的とした「第十一回読谷村子ども会フェスティバル」(読谷村子ども会育成連絡協議会・上里キヨ会長主催)が三月十三日に古堅小学校体育館にて催された。
「子どもは活動の主役」「地域の人すべてが育成者」をスローガンに開催されたフェスティバルでは、午前中の「あそびコーナー」に参加した大勢の子ども達が、お爺さんやお婆さんからソテツの虫かごやアダン葉の風車、ウグイス笛など音の玩具づくりを教わる一方で、「こま回し」や「缶ボーリング」「けん玉」「星座づくり」など七種のあそびコーナーにチャレンジし、各種ゲームを楽しんだ。 また、午後から行われた「舞台発表」(発表の部・舞台発表の部)では、子どもたちが伸び伸びと意見発表や演技を展開。発表の部では、子ども会活動を通して学んだ貴重な体験を十人の子ども弁士が堂々と意見発表。また、舞台の部では、各字(八字)の子ども会約百人余が、琉舞や日舞、棒術、人形劇などの多彩な演技を披露し、会場を訪れた人々に大きな感銘を与えていた。