読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年7月発行 広報よみたん / 4頁

【見出し】ウォーキング心も体もリフレッシュ!!(第18回婦人スポーツデー)

 ”ウォーキングで心も体もリフレッシュ”をテーマに、読谷村婦人会(奥原英子会長)では五月二十九日、「ウォーキング&レクリエーション」を催した。

 これは、村婦人会がこれまで”婦人会会員の親睦を深め、明るく健康な家庭と婦人会活動の向上を図る”ことを目的に「婦人スポーツデー」を開催してきたものを、今回初めて「ウォーキング&レクリエーション」の試みとして開催されたもの。
 この催しは当初、残波岬いこいの広場を中心に計画がなされていたものの、天候不順に見舞われ午前中のレクリエーションは読谷小学校の体育館に日程を変更。午後のウォーキングは残波岬公園を周回する二・五キロのコースで予定どおり行われた。
 体育館内では大勢の婦人らが子供たちを伴って意気揚揚と参加し、館内は婦人パワーの熱気に包まれて賑わった。
 開会式では奥原会長のあいさつを始め、訪れた伊波清安教育長が婦人らを激励。引き続き、県環境保健部予防課・仲宗根トシエ講師(本村宇座区出身)から「ウォーキングについて」の説明が行われ、正しいウォーキングの方法に参加者らは熱心に耳を傾けた。
 その後は楽しいリズムにのって校区別のダンスや団体演技などのレクを楽しむ一方で、午後からは会場を移動。
 残波岬いこいの広場では健康ストレッチングで身体をほぐした後、公園内の二・五キロのコースに元気に出発。
 ウォーキングはただ歩くのではなく一分間に百十歩のペースを目標に実施され、参加した大勢の婦人らは、呼吸のしかたや足の運び方などの正しい姿勢のウォーキングを心掛けながらも、足取りも軽やかにさわやかな体験に心地よい汗を流していた。
 また、ウォーキングの途中には二回の血圧測定(脈拍数)の健康度チェックが行われたのをはじめ、ウォーキング終了後は「手話レクリエーション(曾根佐智子さん指導)」が行われ、いこいの広場には心も体もリフレッシュする婦人らの明るい笑顔が弾んだ。
 今回の「ウォーキング&レクリエーション」を企画したことに奥原英子会長は「多くの代議員からの希望があり、今回は趣向を変えて実施した。ウォーキングは誰でも参加できて健康にも良いし、とてもいい感触がつかめました」と話し、また、反省会の場では「若い夫婦の方々の参加が多く、とても良かった」と好評の声が相次いだことから、役員らも始めての行事の成功を喜んでいた。

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