読谷高校PTA(上地栄会長)では六月四日午後、同校体育館で平成六年度の定期総会を開き、その前段で「在校生及び卒業生の特別発表会」を催した。
これは、県内外で優れた素質を発揮して活躍している読谷高校(比嘉強校長)の在校生や卒業生の文化クラブ活動を、父母らに紹介しようと試みられたもの。
ステージは、在校生と卒業生による合同の「古典音楽演奏」で幕を開き、続いて「上い口説」や「かせかけ」「鳩間節」の舞踊を展開。フィナーレは読高ダンス部が誇る日本一の演技「シーサーが跳んだ日」(文部大臣賞受賞作)などが披露され、参加した二百人余の父母らから大きな拍手を浴びていた。
発表の後はPTA総会へと移り、予算や決算、年間行事計画など多くの議案が承認されたのをはじめ、新役員を選出して総会を閉じた。