生活の中で文化・芸術を語り合い、新しい芸術文化をつくりだそう-と、村立美術館(宮城元信館長)で六月四日午後、「読谷アンデパンダン展’94」(村教育委員主催)が開幕した。
第十四回を数える同展もますます充実・発展。作品内容も多彩に、館内には村民が出品した絵画や彫刻、写真、陶芸、ガラス工芸、漆器、盆栽、書道、華道、花織、染色、手工芸品など二百八十五点の作品を一堂に展示。作品鑑賞に先立って行われたオープニングセレモニーでは、宮平良秀教育委員長や山内徳信村長、宮城館長らのあいさつに引き続きテープカットがおこなわれた。 同展には読谷高校の生徒たちの作品も数多く出展され、参加した関係者らから称賛を浴びていた。
アンデパンダン展は、フランスを中心に新しい芸術運動を起こした「アンデパンダン展」にちなんで名付けられ、村美術館で毎年開かれている。
同展は無審査・無表彰の公募展であることから、誰でも自由に参加、出展できますので、今回出品出来なかった村民のみなさま方は、来年の出展に向けて創作活動に頑張ってみましょう。