本村のやちむんの里(座喜味二六五三番地の一)に建設中でありました「読谷村陶芸研修所」がこの程完成し、七月六日午後、盛大に「落成祝賀会」が挙行されました。
同研修所は、やちむんを通して郷土学習、地域福祉、伝統工芸等の発展、後継者育成などを図り、生涯学習の場として村民に寄与し、文化村づくりの更なる発展を目指すことを目的に建設されたものです。
落成祝賀会では、山内徳信村長ら七人でテープカットのセレモニーが行われた後、落成式へと移行。式では伊波清安教育長の経過報告を受け、山内村長が式辞。山内村長は「人間性豊かな環境・文化村と二十一世紀の批判に耐え得る村づくりを合い言葉に村づくりを推進してきた。読谷の文化村づくりは第二段階に入った。文化活動を村民の生活の中に浸透させ、みんなで陶芸に親しもう」と述べる一方で、「精神的な変革と物づくりが一致した時に村は発展する。生涯学習の時代に入った今、みんなで知恵を出し合って健康に結びついた第三の産業を目指した議論を深めよう」と呼び掛けた。また、来賓祝辞の中で儀保輝和村議会議長は「施設の完成で子供たちの完成も豊かになるものと思う。素晴らしい運用方とこれからの後継者育成に期待する。やちむんの文化の人材育成のため、小、中学校で土と接する時間をカリキュラムに組み込んではどうだろうか」と提唱した。
引き続き催された祝賀会は、中央公民館講座のサークル仲間の古典音楽で「幕開け」し、役場職員らの「かぎゃで風」「鳩間節」「谷茶前」の余興が披露され、大勢の関係者らとともに研修所の落成を祝った。
落成した陶芸研修所は、鉄筋コンクリート作り瓦葺きで、延べ床面積二六二・六七㎡。総工費四千六百八十万円を投じて、施設内には工房やガス窯室、電動ろくろ十一台、真空土練機やコンプレッサーなどを備えた本格的な研修所となっている。
村(中央御公民館)では、村民をはじめ、村内在住・在職者らを対象に「陶芸教室」などを開く予定。
死闘許可申請などは次の通り。
【使用申込方法】
▼使用申込みは一ヵ月前までに「使用許可申請書」で申請します。
【使用許可申請書交付場所】
▼読谷村中央公民館
□九五八-三一一三
※表(工房使用料金)