婦人の訴えのなかから生活に潤いを見出だし、社会的視野を広げ、婦人の地位向上、地域の発展に奇与しよう-と、「第二十七回読谷村婦人の主張大会」(奥原英子会長主催)が七月二十三日午後、村中央公民館ホールで開催されました。
会場には来賓をはじめ、多くの婦人会員らが集う中、大会は、読谷村婦人会歌の斉唱で始められ、主催者を代表してあいさつに立った奥原会長は「日頃の体験を通して得た貴重な意見や考えを堂々と述べ、意義ある大会にし、主張が行政、社会などに反映され、明るい住み良い豊かな社会環境になるよう期待します」と述べた。
演題では、各字から推薦された発表者(五名)が、婦人の視点からの体験を主張。表情も豊かに透き通るよな声で堂々と熱弁する主張者に、訪れた聴衆から大きな拍手が送られた。
審査の途中、ステージでは高志保、宇座、楚辺、渡具知、大湾婦人会の余興を始め、楽しいレクりぇーションが繰り広げられ、会場には婦人らの明るい笑顔が弾けた。
審査の結果は、「子育てと私の変身」を演題として主張した座喜味の照屋恵子さんが最優秀賞を受賞し、「中部地区婦人の主張大会」への派遣が決まった。
また、表彰式の後は、出席した伊波清安教育長や儀保輝和村議会議長、山内徳信村長らが、発表者を称えると共に、参加した多くの婦人会員らを激励した。
【発表者と演題】
・照屋恵子(座喜味)
「子育てと私の変身」
・知花喜美子(波平)
「自分らしく、目標に向かって」
・仲宗根佐江(儀間)
「婦人会役員になって思うこと」
・天久奈美子(波平)
「聞き上手は、話し上手」
・上地トモエ(長浜)
「出会いの中で得たもの」