楽しい夏休みに”土器づくり”で交流を深めよう-と村立美術館(宮城元信館長)では七月二十五日、「児童陶芸教室」を開設した。
陶芸教室には村内五小学校の児童生徒や父母ら六十人余が参加する中、講師には、やちむんの里に窯を構える山田真萬、松田共司、松田米司、宮城正享、与那原正守さんら陶芸家の指導の下に、この程完成した『読谷陶芸研修所』で行われた。
今年の陶芸教室は「土器づくり」がテーマ。参加した児童生徒らは、村文化振興課の仲宗根求さんの土器(形や模様など)についての説明や松田兄弟による陶器の作り方の基本を教わった後、一人三㎏の与えられた土をこね、思い思いに創造性をめぐらしながら土器づくりに挑戦していた。