福祉施設間の交流を深めよう-と九月二十八日、沖縄残波岬ロイヤルホテル内のスポーツ広場で、グラウンドゴルフ大会が催された。
これは、精神薄弱者更正施設「高志保園」(知念長子園長)が県補助を受けて主催したもので、”施設機能強化推進事業”の一環として今回初めて開かれたスポーツ事業。
Gゴルフ大会には高志保園をはじめ、救護園、かりゆし学園の職員や園生ら約七〇人余が参加。園生らは、初めて体験するゴルフに、当初戸惑いの表情をみせながらも、慣れるに連れ、広場に設けられたホールを目指し、楽しそうにスティックを振った。
大会終了後、園生らはホテル内レストランでの昼食会表彰式に望み、表彰に輝いた園生らは、嬉しそうに賞品に笑顔をのぞかせた。
同大会には沖縄残波岬ロイヤルホテル(川村理哲総支配人)が広場の提供や昼食などの手配などに協力。川村支配人は「ホテルでもこういった地域福祉には積極的に貢献していきたい」と述べ、また、大会を主催した知念園長は「施設毎の園生らは普段顔を合わす機会が少ないため、交流・親睦を深めることを目的に大会を催した。皆が上手で、楽しそうにプレーしている」と大会の成功を喜び、加えて「広場をはじめ、昼食時のレストランなどを気軽に利用させて頂き、ロイヤルホテルの協力にはとても感謝しています」と語っていた。