読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年12月発行 広報よみたん / 2頁

【見出し】当真嗣清氏「助役就任式」-村民のために粉骨砕身がんばる-

 第二五〇回読谷村議会臨時会(十月二十四日)で本村の新助役に当真嗣清氏が選任され、翌二十五日には辞令が交付されると共に、当真助役の「就任式」が村中央公民館ホールで挙行されました。

 会場には役場部課長や職員、議会議員、村教育委員らが詰め掛ける中、山内村長は当真助役の略歴を紹介した上で、「有為な人材を読谷の新しい助役に迎えたことを村民と共に喜び、新助役が地方自治に全身全霊を傾注し、村民の福祉向上のために全力投球し、二十一世紀の夜明けに向け、相互に補い助け合い、スクラムを組んで、村民のために全力で頑張って下さることをお願い申し上げる」と述べ、これに当真新助役は、自身の経験に基づく教育感や三つの文化論(精神的、物質的、制度的文化)を唱えつつも、「私は若葉マーク(初心者)の助役。職員には支えていただき、知恵を授けてほしい」と呼び掛けると共に「村政発展や村民の福祉向上のため、粉骨砕身頑張りたい」と決意を表明した。
 また、儀保輝和議会議長は「時宜を得た、正にこの時期の助役だと思う。全職員で本村の発展とお互いの資質の向上に努めてほしい」と激励した。
 【議会における当真助役の選任(提案理由)】
 当真嗣清氏は、これまで本村教育委員として、誠心誠意その責務を全うし、学校教育、社会教育の振興に大きく寄与し、氏の卓越した識見と実践力は高く評価されており、地域の人々からの人望も厚く誠実な方である。
 本村にはあ多くの行政課題があり、総合的、計画的に推進するにあたって、人事体制は極めて重要であり、当真氏の豊かな知性と国際的感覚を活かし、読谷村の平和で明るい豊かな文化村づくりのために活躍していただきたく、当真氏を助役に選任した。

   当真助役のプロフィール

▼一九七一年三月
・法政大学第二法学部政治学科卒業後、東京都庁に入庁。
▼一九七五年九月
・米国カリフォルニア州Woodbourry大学入学。
▼一九七七年三月
・バーコ オブ カリフォルニア入社。
 (ロスアンゼルス在)
▼一九七八年六月
・サツマ インコポレイティド入社(ロスアンゼルス在)
▼一九八一年六月
・加島事務機入社。
▼一九六八年四月
・嘉手納英数学院入社
▼一九八九年二月
・学習塾TAKトーマ5を設立する一方で、県立球陽高等学校でスペイン語の講師として教鞭をとる。
 一九九〇年四月に読谷村教育委員に選任され、一九九四年に再任。そして、今年の十月、助役に就任。
■読谷村字長浜一五九三ノ二
 昭和二四年一月十九日生

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