また、第二五〇回議会臨時会では、本村教育委員として活躍してきた当真嗣清氏の辞職(助役就任)に伴い、教育委員会委員の選任も行われ、後任には屋良朝一氏(59歳・瀬名波八〇〇ノ一)を承認。屋良氏への辞令も十月二十五日に交付されました。
教育委員に就任した屋良氏は一九五九年三月、琉球大学農学部を卒業。同年、恩納村立山田中学校教諭を皮切りに、恩納~読谷~美里~古堅~真志喜~宜野座中学校に勤務し、学校教育にその情熱を傾注。氏の人格円満、包容力に富み、教師としての実践力が高く評価され、児童・生徒、教師、地域の方々からの信望も厚く、立派な教育者としての実績を残されました。地域にあっては社会のよきリーダーとして信頼され、労を惜しまない方であり、氏の教育に対する情熱や行動力は本村教育発展に大きく寄与するものと期待されています。
就任式の場では、山内村長や儀保議長、宮平良秀教育委員長、伊波清安教育長らが「村政の中で思う存分に力を発揮し、教育委員会の活性化とよい教育行政を目指して頑張っていただきたい」と述べる中、屋良氏は「身の引き締まる思い。教育行政に不安はあるが、過去の経験を活かして読谷村の教育発展のために頑張っていきたい」と述べました。