読谷村老人クラブ連合会(伊波勇一会長)主催の「第二十一回老人運動会」が十月二十三日、村運動広場で催され、会場は大勢の人々で賑わいました。
大会は、各字の老人クラブ旗を先頭に約一千三百人余の会員がハツラツと入場行進して開会。伊波大会長の挨拶に続き、比嘉千代牧原老人会長の力強い宣誓や来賓による激励の言葉が述べられた後、競技が開始された。
競技プログラムには、「輪まわし・まつりつき競争」や「スプーン競技」、「ゲートボール競争」などが組み込まれ、各選手が楽しく競争。特に、今回取り入れられた「パン食い競争」では老人パワーをいかんなく発揮。ほとんどの選手が手を使ってのパン食い競争ならぬ、パン取り競争となり、反則の連続で会場は笑いの渦に包まれた。また、団体演技では、校区毎(読谷・喜名校区、渡慶次校区、古堅・古堅南校区)に素晴らしい演舞を披露すると共に、孫らが走る「小学生リレー競走」には控え席から身を乗り出して大きな声援を送るなど、運動会は終日、熱気に包まれ賑わった。
また、この日の運動会には読谷村婦人会(奥原英子会長)の集団演技や読谷中学校(中村元惟校長)の吹奏楽部が特別出演して大会を盛り上げる一方で、グラウンドへの散水には長浜屋土木(新垣正一社長)が率先して協力し、多くの老人会員らから感謝された。