地域の環境を美化しようと座喜味城跡の沿道に花木を植え、毎日、草花の手入れや除草、道路の清掃を行っている島袋正栄氏(65歳・座喜味四六三番地)がこの程、建設大臣表彰「都市緑化及び都市公園整備・保全・美化運動の功績者」に輝きました。
島袋さんは教職を昭和六十三年(一九八八年)に退職。以来、今日まで六年余にわたり自主的に環境美化に取り組んできた。その功績が高く評価され、平成五年十月には石垣市で開かれた「沖縄都市緑化祭」において、緑化表彰を受賞。そして今回、栄えある建設大臣表彰に輝いた。
表彰式は、「都市緑化・都市公園整備推進全国大会」(東京の日比谷公会堂)で行われ、島袋さんは夫婦共々に出席し、大臣感謝状を受賞しました。
十月三十一日午前、表彰状を手に島袋さんは山内村長を訪ね、受賞報告。席上、村長は「大臣表彰を受賞するのはとても難しい。良いことをなさって下さいましたね」と祝福。これに、島袋さんは「これ以上の光栄はありません」と語り、「道ゆくドライバーが励ましの言葉やありがとうという声を掛けてくれるのと煙草などの投げ捨てが無くなったのが何より嬉しい」と延べました。今では、島袋さんの日課は一日に一回現地を見ないと寂しく、気がきでないとのことです。
おめでとうございます。