古堅中学校(砂辺松善校長)の吹奏楽部が、県や九州マーチングフェスティバルで金賞を射止め、「第七回全日本マーチングフェスティバル大会」へ出場し、全国大会でも見事に金賞に輝きました。
古堅中学校の吹奏楽部(仲尾善恒顧問)は、九月十八日、宜野湾市コンベンションセンターで開かれた「県マーチングフェスティバル」(九州大会予選を兼ねる)で金賞に輝き、県代表として九州大会に出場。十月三十日長崎県で開催された「第十二回九州マーチングコンクール」(九州吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)では、マーチングコンテスト部門での”金賞”と併せ、パレード部門では”朝日新聞社賞”(最優秀賞)を獲得し、ダブル受賞の快挙を成し遂げました。(古堅中学校は過去に四回、県大会や九州大会で金賞を受賞している)。
この結果、同コンクールで優秀な成績を収めた古堅中学は、千葉県で開催される「第七回全日本マーチングフェスティバル」(十一月二十二、三日)に、九州代表としての出場が決まりました。 同校の全国大会への出場は初めて。
全国大会で「金賞」を受賞
全国大会への派遣が決まった古堅中学校では十一月四日午前、仲尾顧問や部員らが金杯とトロフィー、賞状を携え、村長に嬉しい受賞報告。席上、山内村長は「並たいていの努力では金賞を受賞することはできない。ここまでこれたのも皆さんの努力のたまもの、すごい快挙だ」と称え、更に「努力したぶんチャンスがめぐってくる。今後とも歯を食いしばって頑張り、全国大会でも金賞を目指して頑張ってほしい」と激励。これに、部員らも「休みの期間中も練習に頑張ってきた。全国大会でも金賞を目指して頑張ります」と力強く応え、全国大会に望みました。
十一月二十三日、千葉県で開かれた「第七回全日本マーチングフェスティバル」には全国各地から選ばれた四十二校が出場。同フェスティバル部門に出場した古堅中学校は「演奏技術」「音と動きの調和」などの四項目の審査基準で最高点をマークし、初出場にして全国制覇(金賞)という快挙を成し遂げました。
また、同コンテストでは金武小学校、古堅中学校、金城中学校、西原高校の県代表四校が揃って金賞を受賞し、全国に沖縄県のマーチングレベルの高さを実証しました。