「あなたがタッチ 心のバトン」をスローガンに、十一月十二日、十三日の両日、愛知県名古屋市で第三十回全国身体障害者スポーツ大会「ゆめぴっくあいち」が開かれ、同大会に本村の山内嘉平さん(64歳・宇座区長)が県代表として派遣されました。
十一月八日午後、大会への出発を前に、山内さんは山内村長を訪ね大会出場を報告。村長は、県代表選手に選ばれた山内さんの出場を喜ぶと共に、「体調を整え、無理をせずに頑張ってほしい」と、日々区長職の激務に頑張っている同郷の先輩に気遣いを見せました。これに、山内さんは「高校時代から走って今まで持続しているのが自分の誇りであり、自慢である。スポーツは常に自分との闘いであり自分自身は身障者ではないという自覚のもとに何事にも頑張っている」と大会に望む決意を示しました。
「ゆめぴっくあいち」の大会で、山内さんは百メートル競走とソフトボール投げ競技に出場し、二種目で見事に金メダルを獲得しました。また、同大会には本村の社会福祉協議会事務局長・上地武昭さんがバレーボール選手団の監督として派遣され、采配を揮いました。