読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年2月発行 広報よみたん / 2頁

【見出し】村の財政運営に手腕を発揮 池原恒徳氏退任

 本村の収入役として六期二十四年間、効率的な村財政運営のために誠心誠意その職務を全うし、村発展のために頑張ってこられました池原恒徳氏(66歳・楚辺区出身)が、去る十二月三十一日の任期満了に伴って勇退することになり、後任には松田重信氏(55歳・古堅区出身)が就任しました。

  池原恒徳氏退任

 池原氏は昭和三十四年(一九五九年)に役場に入り、建設課長を経て昭和四十六年(一九七一年)一月に収入役に就任。以来、沖縄の復帰に伴う「通貨切り替え」や激動する社会情勢の中、多様化、高度化する行財政需要に対応すべく六期二十四年の長きにわたって本村の財政運営の要として手腕力量を発揮し、収入役の激務と重責を全う。その運営能力は村内外の人々から高く評価されました。
 また、氏の温厚篤実、面倒見の良い人柄は、職場や地域社会からの信望も厚く、多くの人々から絶大なる信頼が寄せられました。
 長い間ご苦労様でした。
【池原恒徳氏のプロフィール】
・昭和四年十月十日
▼一九四八年(昭和二三年)
・石川実業高等学校卒業
▼一九五九年(昭和三四年)
・読谷村役場書記を拝命
▼一九六三年(昭和三八年)
・建設課長に昇任
▼一九七一年(昭和四六年)
・収入役に就任。
 以来、六期二十四年間、収入役を務め、一九九四年(平成六年)十二月三十一日付けで退任。

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