「子供がゆとりと豊かさの実感できる地域及び教育環境作りをすすめよう」を大会スローガンに、十二月十七日午後、「第十四回読谷村PTA研究大会」(照屋清秀読P連会長主催)が村中央公民館ホールにおいて開かれ、参加したPTA会員一五〇人が、今日における課題について研究討議を行った。
大会は、「感謝の心をもち、自ら学ぶ意欲を育てるPTA」をテーマに、平成六年度の経過報告や村内小中校PTA会員らによる研究発表(口頭発表及び紙上発表)が行われた。
発表には四名の方々が登壇し、古堅小PTAの池原栄順氏が「気軽に親が学校に行く雰囲気づくり」、古南小PTAの山内ひとみさんが「学級・学年PTA活動の活性化をめざして」、渡慶次小PTAの仲村渠さゆりさんが「コウモリの飛ぶ校庭で-親子校内キャンプより」、古堅中PTAの西平朝二氏が「21世紀を担う子供達の育成とPTA活動」を演題に発表。それぞれの実践活動や研究の成果は、詰め掛けた多くのPTA関係者らに共感を与えた。大会参加者らは研究大会を通して、PTA活動の情報交換や教育の今日的課題を研究・実践し、これからの青少年の健全育成に会員の総力を結集して活動することを確認し合った。