読谷村商工会の「第三回読谷村観光光フォートコンテスト」の表彰式及び入賞作品展示会(二月九日~十九日)が中央子民間にて開かれた。
公民館ギャラリーで行われた表彰式には多くの関係者らが参加する中、約三十人の入賞者らに表彰状や賞金、記念品が授与された。式では主査者を代表して大城勝哲商工会会長があいさつし、「回を重ねるに連れ、迫力ある素晴らしい作品が揃ってきた。作品は読谷を広く観光宣伝する大きな役目を果たすものと思う」と語り、山内村長は「カメラを通して見た時、読谷はあらためて絵になる素材が多いと感じた。こういう事業は読谷の個性がいっぱいに出せるもの、本村のピーアールのために有効に活用させていただきたい」と述べた。
展示された作品は、いずれも本村の自然や風物、名所、旧跡、行事、伝統工芸や産業などを撮影した優秀なsかうひん揃いで、応募点数八十二点がギャラリーを飾り、観賞した人々に深い感銘を与えていた。
審査講評の中で、沖縄県写真協会会長の津野力男審査委員長は「今回は前回に比べ応募点数、応募者数共にやや下回ったが、内容的にはすこぶるバラエティに富み、力作が多かった。特に、組写真が増えたことは応募者の制作意欲が高まってきた証である。次回も更に活力ある素晴らしい作品が沢山応募されるよう期待する」と語った。
コンテストの入賞者(佳作、入選を除く)は次の通り、
【最優秀賞】
・佐久田昌尚(沖縄市)
【優秀賞】
・伊芸元一(恩納村)
・新垣安博(嘉手納町)
【優良賞】
・糸数新昌(那覇市)
・岡本久(浦添市)
・大城和雄(浦添市)