春風に乗って中部路を走ろう-をキャッチフレーズに、二月十九日「第三回’95おきなわマラソン」(中部市町村圏事務組合、沖縄陸上競技協会などの主催)が開催され、大会では八千七百八十五人がスタートし、六千三百九人が見事に完走を果たした。
ボランティア活躍
大会を成功に導く
県総合運動公園をスタート・ゴールとする42・195㌔で行われたおきなわマラソンは、県民参加型の市民ジョガー部門と新報那覇マラソンの伝統を受け継いだ日本陸上競技連盟公認の県内唯一の競技マラソンを併せ持つ大会。第三回を迎えた今大会は高校10㌔ロードを併設したのをはじめ、テレビ東京と同系列局たレースの模様を全国放映(北海道~九州)することになったことから、参加申し込み者も昨年を上回る一万二千七百人余に上った。
この日は、前日の豪雨によって心配された雨も早朝から上がり、絶好のマラソン日和となった。沿道には中部十二市町村の特色ある応援が繰り広げられる中、ランナーらは沿道の大声援を受けながらゴールをめざして力走。30㌔地点(北谷町のブックボックス付近)に陣取った本村では、村婦人会や読青協のボランティアらが大活躍。駆け抜けるランナーに声援を送る一方で、疲れたランナーらに給水や筋肉治療用スプレーを施すなどして激励した。
”縁の下の力持ち”として大会運営を支えるボランティア。その協力なくしては大会の成功はありえない。今大会もまた、多くのボランティアの活躍で、’95沖縄マラソンは成功に導かれた。
ボランティアの皆様、大変ご苦労様でした。
なお、本村からの出場者では宇良宗光さん(波平区)が二時間四十分十三秒の走りを見せ、総合第十四位(四十代で総合一位)と素晴らしい成績を飾り、女子では松嶋あけみさん(長浜区)が、四時間二十八分二十四秒で総合第一六一三位(女子で読谷村の第一位)の成績に輝いた。
※写真参照。