読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年5月発行 広報よみたん / 10頁

【見出し】卒業の思い出をシーサー面に込め

 卒業記念に思い出を作ろう-と、古堅小学校六学年PTA(長浜宗則会長)では二月二十五日午後、同校体育館で「陶器のシーサー面づくり」を行った。館内には約二百人の親子が丹念に土をこね、思い思いに面づくりに挑戦。親子でつくる面シーサーは、それぞれの表情や形にも個性があふれ、かわいい顔をしたシーサーがあるかと思えば恐い顔のシーサーがあり、四角い顔や三角の顔、丸い顔した形のシーサーなど、その表情は様々。シーサー面づくりには、子供達が会話をしながら楽しそうに作っているのは対照的に、父母らの表情は真剣そのもの。かえって親のほうが夢中になって面づくりに興じていた。陶器づくりを開いた長浜会長は「小学校卒業の思い出を残そうと、親子シーサー面づくりを開いた。ほとんどの親子が初めての経験であり、楽しそうに造っている。出来上がったシーサー面は読谷村陶芸研修所で焼きあげ、卒業式までには完成させ、各クラスで展示会を開きたい」と語った。

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