「あなたも一本、私も一本、みんなで三万本」を開催テーマに、三月十二日午前、「第三回読谷村植樹祭」(読谷村・沖縄県緑化推進委員会読谷村支部主催)が、残波岬公園内で行われました。
大勢の村民が参加
植樹祭には役場職員をはじめ、議会議員や老人会、婦人会など村内の各種団体から約五百人の人々が残波岬に集まった。
植樹を前に行われた式典では、山内村長が「子どもや孫などを連れて参加する方々が年々大奥なり嬉しい。ポイ捨て禁止条例の制定で、各地域で婦人会を中心として花いっぱい運動とゴミを捨てない運動が広がり、地域を愛する子供達が増えてくるものと思う。この読谷を緑豊かな村にしていこう」と呼び掛け、また、来賓として訪れた県緑化推進委員会の山口栄徳理事長は「戦前のような緑豊かな美ら島・沖縄を築くよう頑張ってほしい」と述べた。引き続き当山弘建設経済部長による植樹方法の説明が行われた後、参加者らは植樹作業の現場へと移動し、琉球松六百本にテリハボク三百本、サキシマハマボウ百本、コバテイシ百本を植え付けた。作業終了後は参加者全員に記念樹のツツジが配られ、喜ばれた。
植樹祭は、沖縄県において「あなたも一本、私も一本、みんなで100万本」を合い言葉に、太平洋戦争・沖縄戦終結五〇周年事業県民100万本植樹運動として実施されているのに伴い、読谷村でも戦中失われた緑の再現を図り、みどりの重要性を再認識し、子供から大人まで村民一人ひとりが主体的に植え・育てる活動を通して、読谷村全体が豊かなみどりに包まれた、潤いのある環境を創りだす方針の下に開催されています。