芸術文化の担い手は村民一人びとり-と、「第十五回読谷アンデパンダン展」が六月四日、村立美術館にて華々しくオープンしました。
総合芸術をめざす
今年のアンデパンダン展は第十五回目の節目を迎えたこともあって、美術館(宮城元信館長)では地域の中から文化性を高め、村民の総合芸術をめざすことを目的に開催され、従来にもまして趣向を懲らしたオープニングセレモニーが行われた。
美術館前の広場では三線や琴が奏でられ、野点による一服のお茶で訪れた多くの関係者らを歓待した後、セレモニーでは知花亀次郎村教育委員長が主催者を代表してあいさつ。知花氏は「お茶をたしなむというなごみの中、着々と発展しているアンデパンダン展が開催されることを嬉しく思う。館内には村民の素晴らしい作品が展示されており、今日の感動を地域の人々にも是非伝えてほしい」と語り、引き続き出品者を代表して花織関係者の池原ケイ子さんが感謝の言葉を述べた。
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