読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年8月発行 広報よみたん / 5頁

【見出し】ごみ公害から美しい砂浜を守ろう

 本村では「村は生きもの・誇れる村・輝くむら・共に創ろう」を合言葉に、その施策の一つとして昨年の六月に『読谷村環境美化推進条例(ポイ捨て禁止条例)』を制定し、住み良い美しい生活環境の村づくりを目指しています。
 我が村では、県内の各市町村に先駆けて制定した「ポイ捨て禁止条例」の目的を達成するための実践活動の一環として、環境問題は住民みんなで取り組むものという趣旨の下、六月の環境月間(六月一日~三十日)に「環境の日」を設定し、村民総出の海浜清掃を展開しています。
 今年の一斉清掃は六月十七日(土曜日)に行われ、村内各団体や各企業などから大勢の職員らが参加し、比謝川から長浜海岸までの約15㎞にわたって実施され、きれいな海岸が甦りました。
 読谷村民が等しく誇りとする美しい砂浜をごみ公害から守るとともに、海浜清掃が一つの住民運動として定着することによって、これまで目に余るものがあったごみの不法投棄やごみの置き去りも大幅に減少するなどして、村民一人ひとりの環境問題に対する意識改革にも大きく貢献しています。
 海浜清掃には、これまで役場や商工会、JAゆいな読谷支所、読谷漁業協同組合、村内各郵便局及び、村内各企業(残波ゴルフクラブ、残波ロイヤルホテル、日航アリビラホテル、沖縄海の園、村内各銀行、村内建設・水道業者)等の職員並びに村内各自治会や老人会、婦人会等の方々のご協力に支えられています。
 なお、村内の水道業者組織織する読谷村管工事業組合では七月一日、重機類や約四十人の職員を動員し、渡具知海岸やその周辺の清掃を行いました。

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