“むらは宝島 輝く大陽 きらめく海 母なる大地の恵みを”テーマに、フェスチバルin残波.95「第11回残波まつり」が七月八・九日の両日に開かれ、万余の観衆が多彩なイベントを満喫した。
毎年夏に開かれる残波まつりは、観光の拠点としての残波岬を県内外にアピールすることと、二十一世紀に向けての読谷村の文化村づくりの発展に寄与することを目的に、読谷村、読谷村商工会、JAゆいな読谷支所、読谷村漁協、読谷山花織事業協同組合の五団体で「まつり実行委員会」を構成し、開催されている。
第十一回目を迎える今年のまつりには、本村の特産品などを販売する各種テナントが広場に設営され、まつり気分を盛り上げる中で、ステージでは両日にわたって華麗な琉舞や民謡、太鼓演奏、ロック音楽などの多彩な芸能が展開され、人々を魅了。一方では村営残波でのハーリー大会やマリンレジャー、読谷漁港で海人体験やいこいの広場でのサイクル列車などに大勢の親子らが参加し多彩なイベントを楽しんだ。
また、まつり初日には大嶺正廣の「ふるさとさん今日は」~島うた異聞50年~をテーマにしたラジオ公開録画が行われたのを始め、二日目には二年連続日本一に輝いた若き群像・読谷高校ダンス部による優雅な創作ダンスがステージ狭しに披露され、訪れた多くの観衆に深い感動を与えていた。
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