三年連続日本一という金字塔をうち立てた読谷高校ダンス部員の一行は、八月二日に東京から帰沖。那覇空港では学校関係者や父母会、OBら、大勢の人々が出迎えてダンス部の偉業を称え、祝福した。
八月十五日午後、比嘉強読谷高校校長やダンス部員らが役場を訪れ、嬉しい受賞報告。
役場ロビーで行われた「文部大臣賞受賞セレモニー」では、比嘉校長が受賞の成果と喜びの言葉を述べる中、ダンス部を代表してあいさつした仲野美奈子部長は「一生懸命に練習したおかげで太陽の花を受賞することができました。また来年もがんばりますので、後輩たちを応援して下さい」と話し、また、山内村長が「皆さん方は高校生活の最高の喜びを体験し、堂々と全国の頂点に輝いた。皆さんの成果は確実に夢と希望を後輩たちに与えていく。皆さんそのものが芸術であり、また明日からの精進を目指して頑張っていただきたい」と激励の言葉を述べると、役場内ロビーには、全国三連覇を達成した読高ダンス部の快挙を称える大きな拍手が沸き起こった。
また、読谷高校に赴任し、ダンス部を結成(昭和六十二年四月一日)して以来、県代表として七年連続で全国大会に出場し、全国で初めて、三年連続日本一に導いた與那覇顧問は「今回は阪神大震災チャリティー公園を開いたりしたので壮行発表会をすることはできなかったが、村民の励ましの言葉や、温かみのある村長の激励電報にいつも感激し、頑張ってきた。それが大きな賞につながったと思う」と語っていた。
読谷高校ダンス部の華麗で卓越した演技は、常に人々を魅了し、感動を抱かせる。
”ダンスの甲子園”と呼ばれる全国大会に、連続出場している同部は一九九〇年の「燃える島」での入選を皮切りに、九一年の「明け雲」では神戸市長賞に輝き、九三年には「シーサーが跳んだ日」で大会での最高賞・文部大臣賞と併せ、特別賞(選曲部門)のダブル受賞で、遂に夢の日本一に。翌九四年には「風のピカソ」で二連覇を達成。(選曲部門で特別賞を受賞)。そして今回、「太陽の足」の作品で大会史上初めて、読谷高校が三年連続日本一という快挙を達成した。また、同校の特別賞(衣装部門)も三年連続でのダブル受賞となり、全国に読谷高校の名声を轟かせた。
おめでとう読谷高校。
やったぞ読高ダンス部。
きみたちの瞳は今、太陽のように光輝いている。
スポーツをする皆さん方が楽しく気持ちよくプレーできるようにしようーと、五月の清掃作業(読谷中学校のサッカー部やテニス部の生徒たち)に続き、二回目の今回は、八月十八日(金)の午前中、平和の盛り球場で奉仕活動が行われた。
今回の作業には、日頃球場を使用している読谷高校野球部の比嘉順二監督ほか部員やマネージャーらが、ボランティアとして協力したもので、生徒たちは社会教育課の職員らと連携し、球場周辺の樹の枝の切り落としや、雑草の刈取り作業に一生懸命に汗を流していた。
作業終了後の球場はすっかりきれいになり、暑い球場野中を涼しい風が通り抜けていた。比嘉監督はじめ、生徒の皆さん暑い中、お疲れさまでした。
また、今回の作業には村内の山中組(山内義次社長)と勝建設(知花勝治社長)から車両提供の協力があり、片付け作業もスムーズに終えることができました。ご協力ありがとうございました。
社会教育課 山内昌直