読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年10月発行 広報よみたん / 16頁

【見出し】ゆいまーる共生事業で全国表彰 「喜名福寿会」「社会参加賞を受章」 ”むらづくり紹介ビデオ”を製作(注文に応じます) 8月の村民人口 人口:34.054人(+29) 男:16.955人 女:17.099人

 現在読谷村では、各福祉公民館を拠点に、ゆいま一る共生事業を展開中であるが、この度、総務庁から喜名福寿会(渡嘉敷清子会長)の積極的な社会参加活動が認められ、栄えある社会参加章表彰が決定され、去る七月二十六日、その伝達式が県の生活福祉部長室で行われました。
 伝達式には福寿会を代表して渡嘉敷会長他、新城朝昇初代会長や宇根良雄喜名区長が出席しました。
 伝達式では、安里和子県生活福祉部長から「この度の社会参加章受章、誠におめでとうございます。今後とも高齢者の皆さんの生きがいづくりに、益々のご健闘をお願い申し上げます」と祝辞が述べられました。それに対し、渡嘉敷会長が受章の盾を受け取り、「私達の地味な活動が、こんなに大きな章をいただくことになり、これ以上の喜びはありません。この章は、私達会員だけでなく、多くの方々の協力で受章できたものだと思っております」と感謝の言葉を述べました。
 今回の社会参加章は、全国から一四九例の推薦があった中、厳しい審査の結果、子供会や保育園との交流など、地域社会と密着した福寿会の積極的な活動が高く評価されました。
 喜名福寿会は、平成元年に新城初代会長の下に発足し、毎月第二、・第四水曜日に多くのボランティアや民生委員、公民館スタッフの全面的な協力を得ながら、歌と踊り、頭の体操、血圧測定等、諸活動を展開しております。
 村内では、このような福寿会の活動が各字に伝わり、現在では十ニケ字で同様のゆいま一る共生事業が発足し、各公民館を中心に活動が展開されております。
 今後予想される高齢化社会に備えることは勿論のこと、村民が益々、生き生きと楽しく充実した生活が送れるよう、喜名福寿会のような独特なアイディアを生かした活動が生まれることを期待したいと思います。
 喜名福寿会の皆様、誠におめでとうございます

 読谷村では、一九九四年度において【21世紀に向けて新しい村づくりを主体的、創造的に展開している本村の概要を映像化し、村民をはじめ県内外の皆さんへ村づくりの理解を深めてもちう】ことを目的に、本村の「村づくり紹介ビデオ」を制作しました。
 ビデオには、本村の自然や史跡、文化財、伝統工芸に芸能・芸術、活性化イベント(読谷まつり、残波まつり外)などの内容が映像化され、村民による村づくり運動の視点が編集されています。
 この「むらづくりビデオ」をご希望の方は沖縄映像センターにご注文ください。
◆VHSビデオ約三〇分
一本(3500円)
■沖縄映像センター
那覇市久茂地三-二一-二
℡868-4779

8月の村人口
人口:34054人(+29)
男:16955人
女:17099人
出生〔51〕 転入〔91〕 死亡〔14〕 転出〔99〕
世帯:9398 
( )内は前月比

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