残波かりゆし学園(上地巌園長。園生二十七人)では九月十二日午後、隣接する特別養護老人ホーム・読谷の里を訪れ、お年寄の方々との交流を深めた。
これは、九月の知的障害者の福祉月間にちなみ、日頃の村民の方々の協力に感謝し、敬老の日を迎えたお年寄りの方々との交流を深めお互いの親睦と今後の励みになればと企画されたもの。
エイサーの勇ましいウッチャキ姿に身を包み、読谷の里を訪れた園生らは、お年寄りの方々に「こんにちは」と元気な声を掛けると共に、園生らが真心込めて仕上げたというコサージュ(ランの花)を一人一人にプレゼント。これにお年寄りの方々も「ありがとーねー」と応え、なかには感極まって涙するご老人も。
引き続き、パーランクーを打ち鳴らしてのエイサーが披露されると、どのお年寄りの顔にも笑顔が弾け、盛んに手拍子を送っていた。
また、この日の慰問交流では、お年寄りが大好物のサーターアンダギーも園から差し入れられ、喜ばれた。