第五回目の棒交流会には、金武町字並里や南風原町字津嘉山、名護市字久志、在沖与那国郷友棒愛好カンチャティ会の棒が招かれ、棒術や棒踊りを披露。本村の棒術では波平子ども会の棒や座喜味子ども会の棒、波平、宇座、座喜味棒が繰り広げられた。城内にはボラや太鼓、鐘の音が鳴り響く中、勇ましいヤグイ(掛け声)とともに棒が宙に舞い、躍動感に満ちた迫力ある演技が人々の目を奪い、また、渡慶次区伝統の「獅子舞」が観衆を喜ばせた。
古城の宵・魅惑の映画音楽は当初九月二十九日に開催予定であったが、天候不順に見舞われ十月二日に順延。城フェスティバルの最終日を飾ることとなった。
城には大勢の観衆が詰め掛ける中、ステージはDON浦崎とスカイライナーズの演奏と華麗なジャズバレエ(環バレエアートスタジオ)の踊りでスタート。引き続きヴォーカルの知花章氏(瀬名波区出身)が、ロマンティックな映画音楽の数々(主題歌十曲)を熱唱。星空の下に開かれた「魅惑の映画音楽」は、知花氏のヴォーカルやバンド演奏と共に、ジャズダンスの華麗な舞いは訪れた人々を洋舞.洋楽の世界へと誘い、映画音楽の魅力をたっぷりに伝えていた。プログラム終了後にも「アンコール」の声が飛び交い、城は、人々の熱気に包まれ賑わった。