読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年12月発行 広報よみたん / 3頁

【見出し】島うたで遊び歌い交 読谷・北谷文化交流~文化協会島うた部会~ チャリティーゴルフ収益金を社会福祉に寄付(読谷・嘉手納ゴルフ愛好会)

 島うたを通して文化交流を図ろうと十月十九日夕、「読谷村・北谷町島うた文化交流・遊び取い交」(主催・読谷文化協会島うた部会)が伊良皆公民館ホールで開かれ、会場は多くの島うたファンで賑わった。
 この「遊び取い交」は、かつて読谷山間切と北谷間切は隣り合わせで、村々には多くの民俗芸能が生まれ、芸能文化が交換されたことから、島うた文化の周辺から島の歴史を探求する目的を以て企画されたもの。
 会場には、子供からお年寄までの大勢の人々が訪れる中、遊び取い交は読谷文化協会島うた部会の「読谷山シューライ節」でオープニングを飾り、続いて北谷町の湧川明といつみグループによる島うたや、読谷・北谷の双方の共演など、ステージでは数々の島うた(ヒット曲や新曲、リクエスト)が多彩に繰り広げられ、それぞれの島うたが華やかに取り交わされた。
 また、ステージでは伊良皆婦人会(冨着京子会長)が友情出演し、舞踊「ユイマール」や「かりゆしの舞」を披露し島うた交流に花を添え、参加した人々を楽しませた。
 なお、この遊び取い交は、十月二十七日夕には北谷町安良波公園の特設ステージで行われ、大勢の観衆で賑わったという。

 「社会福祉に役立てて下さい」と十月二十三日、読谷・嘉手納ゴルフ愛好会(YKG・山内義次会長)の役員らが山内村長を訪ね、金三十万円を寄付しました。
 これは、同会(YKG)が結成二十周年を期して開いたチャリティーゴルフコンペの収益金を寄付したもの。
 このような善意に山内村長は「高齢化社会の福祉増進や年々増えてくる行事を乗り越え
るためにこれからは資金を必要とする時代。皆さん方が、ことあるごとに地域の社会福祉
推進のために多大な貢献をしていただき感謝申し上げます。(寄付金は)有効に使って地
域の社会福祉に役立てたい」とお礼を述べた。
 寄付金は、社会福祉協議会に三十万円が寄付されました。

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