読谷村商工会青年部では、平成六年から読谷漁港の護岸でピックアート(絵画展)を行っているが、去る十一月十一、十二日の両日には「第十二回私たちの読谷村」をテーマにしたアート展を開いた。
同青年部では、第十回までの取り組みとして作文による
「私たちの読谷村」を募集して発表してきたが、第十一回から趣向を変え、絵画による表現で地域の美化、景観を意識しながら屋外での参加型の表現活動としてアート展を開いている。
第二回目のアート展には小、中、高校生や一般の方々約百五十人余が参加し、それぞれに自由な発想で護岸に絵を描いた。描かれた絵画は全部で三十九点で、漁港を訪れた人々に感動を与えている。
読谷村商工会青年部(喜友名寛部長)では去る十月二十四日にチャリティーゴルフコンペを実施し、その収益金の一部を福祉に寄付しました。
寄付は十一月十日午前、役場の村長室にて行われ、残波かりゆし学園の新崎盛繁理事長に十五万円を託しました。
席上、喜友名部長は「商工会の先輩方は、残波かりゆし学園の法人化に向けて寄付を行ってきました。継続は力なりの意志を受け継ぎ、今年もかりゆし学園への寄付をすることを決めました。今後も継続して協力していきたい」と語り、これに、新崎理事長は「継続は力なりの言葉は頼もしい限りだ。これまでにもかりゆし学園の設立にバックアップしていただき喜びいっぱいの気持ちです」と感謝の言葉を述べた。また、山内村長は「社会への貢献は人間として大事なこと。恵まれている方がハンディを背負っている方に支援するということは実に立派なことです」と青年部の善意を称えた。
地域の清掃活動を通して、自主性・自発性を育てようと古堅南小学校(新里紹次郎校長)では十一月九日午後、全児童生徒や職員らで「地域清掃」を実施した。
これは、学校生活の中で、地域の清掃活動に目をむけさせ、汗を流し、他に奉仕することの大切さを経験させることをねらいに展開されたもので、清掃作業は大湾公園(一年生)をはじめ、古堅第一・第二公園(二年、三年生)、四年生から六年生が渡具知海岸に繰り出して、ちり拾いや空缶拾いなどに一生懸命に汗を流した。児童生徒らが手にしたゴミ袋は、瞬く間にいっぱいになり、清掃後の海岸は見違えるようにきれいになっていた。