【見出し】華やかに成人式 仲間の門出を祝う 読谷村の成人対象者 (男性)313人 (女性)250人12月の村人口 人口:34.206人(+57) 男:17.035人 女:17.171人
「成人の日」の一月十五日、本村では晴れて五六三人(男性三一三人・女性二五〇人)が、大人の仲間入りをした。
村総合福祉センターで催された「第三十二回成人式典」にはおおくの来賓が出席する中、色艶やかな和服姿の美しい女性らや、スーツ姿や袴姿などの凛々しい男性らがホールを埋め尽くし、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。
式典では山内徳信村長が式辞を、また儀保輝和村議会議長や伊佐英明村青年団協議会副会長、比嘉信子村婦人会長、伊波栄徳県議会議員らが祝辞で、「たくましい精神力でこれからの社会を乗り越えるよう夢と希望をもち、自分の可能性を十分に発揮しながら一歩一歩目標に向かって前進し、全力を尽くして頑張ってほしい」旨激励し、新成人者の門出を祝福。これに、新成人者を代表して字栄原薫さんと大城久美子さんの二人が、「今日の感激を胸に、成人としての自覚を新たにし、社会の一員としてベストを尽くしていきます」と力強い答辞を述べた。引き続き、壇上では成人者一人ひとりによる十秒スピーチが行われ、それぞれに新成人としての決意が述べられた後、成人者には花織で作られた名刺入れが贈られた。
一方、成人の日を前にした十四日、残波かりゆし学園(上地巌園長)では今年、町田宗宣さん、上原友和さん、下地明日香さんの三人がめでたく成人を迎えたことから、成人式で新年を祝おうと、学園食堂内で「成人式および新年会」の祝賀会を催した。祝賀会には園生らをはじめ多くの関係者らが出席し、成人を迎えた三人を大きな拍手で迎えた。
式では、上地園長が「明るい笑顔で・責任をもって・一歩一歩前進を」と三人に対してメッセージを伝え、新崎盛繁理事長や山内村長らがお祝いの言葉を述べた。
また三人には、職員や園生らが花束や記念品をプレゼントしたのをはじめ、ステージでは園生が琉舞を披露するなどして成人の門出を祝い、新年会では皆で手作りのおいしい「すき焼き料理」を囲んで和やかに親交を温めていた。