交流を通して思いやりの心を育てようと、渡慶次幼稚園(与座朝久園長・校長)では十二月十九日午前、知的障害者更正施設「高志保園」(知念長子園長)でふれあい交流を行った。
会場には高志保園の園生らが一堂に集う中、交流に訪れた園児ら五十九人が、ステージで元気に「マミドーマ」や「ユイマール」などを披露すると、高志保園の園生らも演技に連れられ、嬉しそうに踊りだした。
今回で三回目を数える交流に、同園の知念園長は「毎年この時期になると園生らも来てくれることを期待し、楽しみにしている」と語り、また福祉授業としてふれあい交流を行った大湾由美子教諭は「園生との交流をすることによって園児らが思いやりの心を育んでもらうことを目的に園を訪れている」と話した。