▲国吉ケイ子さん
平成八年三月一日付けで、「読谷村身体障害者ホームヘルパー」に、国吉ケイ子さん(波平八九二番地)が委嘱されました。
委嘱状の交付式は、三月四日午前に村長室にて行われ、国吉さんに委嘱状が交付されると共に、今後ヘルパーとして活躍する国吉さんを、山内村長が激励しました。
▲新垣好枝さん
平成八年二月十四日付けで新垣好枝さん(渡慶次一四五)が老人ホームヘルパーとして委嘱されました。
村民の温かい激励をお願い致します。
身体障害者の福祉を図るために、県(福祉事務所)では「身体障害者相談員」を委託していますが、この程、本村から二名の方が相談員としての委託書が交付されました。
【身体障害者相談員】
▼三石セツ子
楚辺一三九五-一六三
▼佐和田由紀子
波平一四〇
相談員は、積極的に担当地区内(読谷村)の実情を把握し、援護を必要とするものについては、福祉事務所長等関係機関との密接な連携のもとに指導・助言などを行います。
お二人のご活躍を期待いたします。
「花のように生きる」
古堅小学校 長浜円香
「お花がかぎりなくさいている野原があったら行ってみたいなあ」と私は、ときどきそう思います。だって、そんな所にねころんでみたら気持ちいいとぜったいに思うからです。
花は、空気をきれいにしてくれて、人間には、とても大事な生き物です。花は、人目のつかない所で咲き、人目のつかない所で、いいにおいをただよわせ、人目のつかない所で役に立ち、人目のつかない所でかれる……そういう生き物です。うれしいときもかなしいときも、お花は、いつも同じ気持ちで人々を見つめ、語りかけてくるようです。そんな花が人間を幸せにしてくれるんです。
花は、人々にやすらぎをもたらしてくれる不思議な生き物なのです。私も花みたいにいろんな所で役に立ちたいです。花には、負けるかもしれないけど……花は、とても時間をかけて咲くけど、ゆとりがあるみたいで、なんだかこっちまで、ゆったりしてきそうな気がするんです。
花には、大きいものや小さいもの、いろいろな色や形があるけれど、みんな平等にいっしょうけんめいに咲いている。
人間はどうだろうか。
たとえば、大臣とか博士はそれだけでみんなからそんけいされます。反対に、まずしかったり力が弱かったりすると、ばかにされたりします。人間は、心のどこかで人をわけへだてをしたりしているのかもしれません。ほんとうは、人間もいろいろなくらしの人がいて、いろいろな仕事につき、いっしょうけんめいに生きているなら、それでいいのかも知れません。
私は、ごみぶくろの中から服を見つけ出し、拾っているのを見たことがあります。そんな人は、どんな気持ちで生きているのだろうか。
花のように平等にいっしょうけんめい咲いていることは美しく、平和で幸せを感じます。