読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年4月発行 広報よみたん / 10頁

【見出し】~読谷村の特産品ズラリ・村内外からの親子連れで賑わう~ ユンタンザ産業フェア むら咲まつり プログラムも多彩にオープン

 読谷村商工会が主催する最大イベント~ユンタンザ産業フェア~「むら咲まつり」が三月九日・十日の一一日間、村運動広場前駐車場を主会場に開かれ、まつりは連日活気に満ち溢れ、大勢の観客で賑わいました。
 まつりは、商工会(大城勝哲会長)が読谷村の特産品はもとより村内企業を内外に広く、紹介し、本村の経済振興に寄与することを目的に開催されます。
 まつり会場には、紅いも加工品や陶器、ガラス製品、泡盛などの読谷の特産品を販売する出店が並び、村内外から訪れた多くの親子連れで盛況を極めました。
 初日は午前十時に関係者らがテープカットを済ませた後、大城勝哲商工会会長や当真嗣清助役、真喜屋明琉球新報常務らがあいさつし、まつりがオープン。会場に設営された特設ステージでは”マルチメディア時代の地域づくりを考える”をテーマにした「むら咲シンポジウム」を皮切りに、多彩な「子供達の琉球舞踊」や「むら芝居」などが披露され、大勢の観衆を魅了。
 二日目は、古堅小学校三年生の社会科劇「ひらけゆく読谷村」や古堅中学校の「楽器演奏」、渡慶次小学校の「マーチングバンド」をはじめ、調理師らによる「氷の彫刻の実演」、村外から招かれた「西原高校のマーチソグ」や「琉球国祭り太鼓」が華やかに繰り広げられ、人々に大きな感動を与えました。
 運動広場や多目的広場では老人クラブの「ゲートボール大会」や小学生の「スーパーキックベースボール大会」、「スーパーカイトショー」や「乗馬体験」などが人々を楽しませ、また、今回のまつりでは会場を訪れた全ての観客が参加できる「紅いも斤数当てゲーム」や「ジャンケンゲーム」、東京往復航空券にカラーテレビ、冷蔵庫など数々の豪華景品が当たる「福引き抽選会」が行われ、大勢の観客に夢を与え好評を博しました。【なお、この福引き抽選会の景品については、日頃の村民に感謝を込めて読谷商工会に属する村内業者の協力の下に実施されたものです】

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。