読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年5月発行 広報よみたん / 9頁

【見出し】ごみ処理施設の建設、順調に進む 

 平成十年(一九九八)三月の完成を月指した比謝川行政事務組合(管理者・宮城篤実嘉手納町長)が事業を進める『ごみ処理施設』の建設工事には、総事業費三七億三千七百万円の巨費が投じられ、昨年の起工式(七月五日)を経て建設中でありますが、去る三月二十八日には地階部分の基礎コンフリートエ事が行なわれ、建設工事は順調に進められています。
 この『ごみ処理施設』に当たっては嘉手納町と読谷村の両町村が相互の利点を高率的に活用しあうために、平成六年(一九九四年〕四月一日に比謝川行政事務組合を設立。嘉手納町で両町村の可燃ごみを処理し、不燃ごみは本村の最終処分場で処理されます。
 嘉手納町に建設中のごみ処理施設は、約七千平方㍍の敷地に鉄骨・鉄筋コンクリート造り。建築面積は一九五五平方㍍で、延べ床面積約三五四五平方㍍(地階~地上四階)。施設には、自然にやさしい環境技術を導入したごみ焼却炉(准連続燃焼式焼却炉)二基を備え、一日十六時間稼働で七十㌧(35トン×2基)の処理能力を有しています。

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