二十一世紀へ向けた遠大な「自然とのふれあいネットワーク」づくりを目標に、本村では”比謝川沿岸整備計画”(リーディング・プロジェクト事業)を推進し、昨年の十一月から修景工事や石積み擁壁、展望棟、園路などを建設して泊城公園の整備を行っていますが、去る四月十五日には渡具知海岸沿いで第二期工事の起工式が挙行され、工事の安全祈願が行われました。
起工式には村議会議員や役場建設課職員、請負業者ら関係者約六十人が出席する中、山内村長や城間勇村議、宇根良喜・宇根産業社長ら三氏によって鍬入れ式が行われたのに続き、会場を渡具知公民館に移して第二期工事の着工を祝いました。
今回整備される泊城公園の第二期工事は、九〇〇〇㎡(○・九㌶)で、石張り舗装の園路(延長四二四㍍)をはじめ、植栽については琉球松やアダン、ソテツ等を中心にした修景工事を行い、園内には展望東屋二棟や街灯などが設備されます。工期は九月十六日までの間で、工事費は約一億八百万円。
個々の技術の向上と相互の親睦を図り、世代間の連帯感の高揚及び健康増進、併せてゴルフ人口の底辺拡大を目的として「第二回読谷村字対抗ゴルフ大会」(同実行委員会・安田慶造委員長主催)が四月二十九日、残波ゴルフクラブ(山内義次杜長)で行われました。
競技はショットガン方式(各ホールで同時スタート)の団体戦で行われ、チームは十代+女性+六十代以上の「年齢別の部4名」「一般の部12名」の一チーム16人で編成。今大会には村内十九字から三〇四人の選手が参加し、各ホール(18ホール・パー58)で和やかに競技が展開されました。
字代表として出場した選手らは「調子は上々で、楽しくプレーしている」との声がある一方で、「自分のスコアーじゃない。OBが気になり相当のプレッシャーになっている」とため息混じりでプレーする選手など、その表情も様々。これに、同ゴルフクラブの松田昌彦専務は「各字とも練習ラウンドに参加するなど盛り
上がりも良い。これまで高価と思われていたゴルフそのものが大衆ゴルフ化になっている。自然との遊びの中から、人との調和や忍耐、我慢をするゴルフは自分との闘いのスポーツだ。これからのニーズに応えるスポーツになるだろう」と語りました。
競技の結果は、伊良皆チームが優勝を飾り、昨年度優勝の喜名チームが二位、波平チームが三位の成績となりました。
なお、同大会の成績については、年齢別のグロス計と一般の部12人のうち、成績上位8人のグロス計との合計スコアーで採点されます。