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1996年6月発行 広報よみたん / 7頁

【見出し】中頭が初優勝! 96’沖縄マスターズ残波岬駅伝大会 第10回 饒平名、宇良、波平が区間優勝

 いつまでも若さと気力を持ち続け、中高齢者陸上競技の普及発展に寄与することを目的に、「沖縄マスターズ残波岬駅伝大会」(主催・沖縄マスターズ陸上競技連盟、読谷村)が四月二十八日に開かれ、マスターズの部で中頭チームが念願の初優勝を飾り、ランナーズの部は浦添ピンキリランナーズが三連覇を遂げました。
 ”ドラマが走る・感動が踊る”をキャッチフレーズに開催される市郡対抗の「マスターズ駅伝大会」は今年で第十回目を迎え、また、「沖縄ランナーズクラブ対抗残波岬駅伝」は、正式種目として取り組まれてから第三回目を迎えました。(一九九二年からランナーズの部を新設)
 大会には県内各地からマスターズの部に9チーム、ランナーズの部に31チームが出場し、両部門とも9区間39キロに健脚が競われ、マスターズの部では地元・中頭チーム(島袋辰彦監督)の一区・饒平名俊江選手が快調な走りで一位でタスキ。二区では三位に後退したものの、三区の宇良宗光選手が再びトップに踊りでて四区の波平栄市選手につなぎ、以後、中頭チームは終始首位を独走して2時間25分37秒の好タイムを記録し、念願の初優勝に輝きました。
 また、ランナーズの部では浦添ピソキリランナーズが底力を見せ、2時間27分43秒のタイムで三連覇を達成しました。
 今回の第十回記念大会で優勝を飾った中頭チームには、島袋監督を含め本村出身の饒平名、宇良、波平選手が出場し、3人が揃って区間賞の走りを見せて大活躍。中頭の初優勝に大きく貢献しました。
なお、本大会のランナーズの部には毎回、楚辺走ろう会(我謝孟正会長)のメンバーがエントリーし、地元で開催されるマスターズ駅伝大会を盛り上げています。
【マスターズの部・区間賞】
▼1区(3㌔)30才以上
饒平名俊江・11分12秒(中頭)
▼2区(3㌔)60才以上
大川正輝・10分50秒(宜野湾)
▼3区(6㌔)40才以上
宇良宗光・20分31秒(中頭)
▼4区(6㌔)50才以上
波平栄市・21分44秒
▼5区(3㌔)45才以上
花城洋子・12分39秒(宜野湾)
▼6区(6㌔)45才以上
上地重則・20分26秒(名護A)
▼7区(3㌔)55才以上
平良耕次郎・11分15分(宮古)
▼8区(3㌔)40才以上
友利ヨシ子・11分35分(宮古)
▼9区(6㌔)35才以上
平田清健・19分0秒(中頭)

●マスターズの部成績
 中頭マスターズ 宮古マスターズ 浦添市マスターズ
●ランナーズの部成績
浦添ピンキリランナーズ 石川ありんこランナーズ 奥武山陸友会
●読谷村からの出場チーム
楚辺走ろう会A 楚辺走ろう会B

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