読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年6月発行 広報よみたん / 12頁

【見出し】読谷中学校大活躍 九州を制覇男子ソフト Jオリンピックで全国3位 花と緑で優秀校 ”地球環境を守ろう” ~アースデーに校内緑化~

第六回全九州中学校男女ソフトボール選抜大会決勝が三月三十一日、宮崎県レーヨン球場で行われ、県代表として出場した読谷中学校男子ソフトボール部が見事に九州制覇を成し遂げました。
同大会での決勝戦は県勢同士の対戦とたりましたが、読谷中学校が安富祖中学校(恩納村)を3-1で破り優勝を飾りました。

また、バスケットの第九回JOCジュニアオリンピック中学生大会が三月二十七日~三十日に栃木県の宇都宮市体育館などで開かれ、沖縄選抜が準決勝に進出し三位の成績を納めました。
同大会には、読谷中学校から仲宗根浩司君が沖縄選抜として出場し活躍しました。

第九回中部広域大植木市グリーンフェスタの一環として開かれた「第六回花と緑の学校コンクール」において読谷中学校が”グリーンフェスタ推進協議会会長賞”の特別賞に選ばれ、四月十二日に表彰されました。
このような生徒の活躍を報告しようと四月十六日午後、読谷中学校(當山昇進校長)の教頭や教諭、男子ソフトボール部員らが役場を訪れました。
役場ロビーで行われた報告会では、山内村長が読谷中学校の活躍を称えるとともに「自分自身に打ち勝って、充実した中学時代を送ってほしい」と激励しました。

世界的に実施されているアースデーを通して、身近な環境問題について考える機会とすることと植樹を通して校内の緑化に関心を持とうと、読谷中学校生徒会では四月二十二日午後、一学年~三学年の代表ら約五十人余が参加しアースデー植樹を行いました。
植樹を前に行われたセレモ二―では、『EART DAY96~地球環境を守ろう~』の横幕や全生徒から募集して選ばれた知念沙弥香さん(二年生)の『守ろう小さな小鳥たちを考えようもう一度 大切な地球のあり方を』の標語が示される中、生徒らによるアースデーの誓いやエドワード講師によるアースデー行事の意義が説明されました。
引き続き、植樹作業が行われ、参加した生徒一人ひとりが鍬やスコップを手にし、各学年の木九本(山桃三本、ゴールデンシャワー三本、ホルトノキ三本)を植えました。
植樹の後、あいさつした富山昇進校長は「今日は良い経験をした。これからも立派な村づくりと世界環境づくりに協力していきましょう」と生徒達を褒めるとともに、木を提供した役場経済振興課に対し感謝の言葉を述べました。
【アースデーとは?】
アースデーとは、「地球の日」のことで、環境汚染などが進む地球を見なおそうと、一九七〇年にアメリカで始まった市民運動。四月二十二日に世界各地で行事が行われている。

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