局部的な治療を要する患者さんのニーズに応えようと読谷村診療所(医学博士・玉城修所長)ではこの程、リハビリテーション機器のセットを導入し、よりよい医療体制の充実化を図りました。
読谷診療所においてはこれまで内科・小児科・皮膚科などを中心とした診療を行ってまいりましたが、最新の理学療法機器(リハビリテーション機器)の導入に伴って、神経痛や腰痛などを患っている方々への診療を施すことが可能になりました。
導入したこれらの機器は、
①全身理学療法装置
②干渉吸引低周波治療器
③電動間歇牽引装置
④半導体レーザー治療器
⑤ミニ吸引低周波治療器
⑥湿性温熱療パック加温装置
⑦マイクロ波治療器
③無散瞳眼底カメラ
などで、購入費用は総額一千二百四十三万円余。国・県の「へき地診療所設備整備事業」の補助を受けて導入されました。
また、村単独では、今お年寄りの方々に評判の”血行を良くする”ための電気治療器(シェンペック)を導入し、より充実した診療体制を整えました。
今回、理学診療科を設置しリハビリ機器を導入したことで、診療所長の玉城先生は「これまで鞭打ち症やヘルニア症の矯正のために遠くの病院などでリハビリを受けていた方々も、リハビリ機器の充実に伴って診療所でも治療が可能になりました。六月からは本格的に診療を開始していきたい」と語りました。
なお、読谷診療所の診療日と診療時間は①月、火、木、金曜日は午前九時から午後五時までで、②水、土曜日は午前九時から午後零時までとなっています。
(※祝祭日は休診)
『あなたは………豊かな沖縄の街並み景観づくりに向けた活動が高く評価されました』と、四月二十六日に那覇市首里のグランドキャッスルホテルで開かれた「第二回景観推進表彰式」(沖縄県経済同友会主催)で、本村の大添区と座喜味婦人会が共に景観推進賞(銀賞)に輝き、副賞二十五万円が贈られました。
栄えある表彰で、大添区の上江洲謙区長が五月九日午後、山内村長を訪ねて受賞を報告。席上、山内村長は「この賞は実に重々しい賞だ。各字各団体などがこのように頑張っていただけるので嬉しい」と受賞を称え、また上江洲区長は「この賞は緑に対する賞で、区民の手づくりによる公園づくりが認められたものと思う。(受賞を励みに)今後とも区民共々、ユイマール精神で美化運動に頑張っていきたい」と語りました。
4月の村人口
人口:34,291人 (+36)
男:17,072人
女:17,219人
出生〔38〕 死亡〔20〕 転入〔198〕 転出〔180〕
世帯:9,639 (+48)
( )内は前月比