第十六回「読谷アンデパンダン展」(村教育委員会主催)が六月二日～三十日の日程で村立美術館で催されました。
　このアンデパンダン展は、村民が創作した芸術作品を一堂に集めて展示発表するもので、無審査・無表彰の展示会で、村民なら誰でも自由に出品することができます。
　今回の展示作品には絵画や写真、陶芸、ガラス工芸、彫刻、漆器、書道、織物、染物、ちぎり絵、押し花、パッチワークなどの多種多様なジャンルの作品が一堂に展示され、その卓越した作品の数々は鑑賞した人々の目を奪いました。また、館内通路には華道(生け花)や盆栽などが飾られ、美術館を訪れる人々の心を和やかな雰囲気に包んでいました。
　なお、読谷村立歴史民俗資料館では同展と併せて「新収蔵品展」を同時開催し、平成七年四月一日～平成八年三月三十一日間に収蔵された民具など四二二点を展示しました。