※表 「楚辺ビーチ拡張及び米陸軍特殊作戦部隊配備」「農耕地立ち退き」反対闘争の経過
●1982(昭和57)
8月12日・米軍が楚辺兼久ビーチ拡張の動きを見せる(ビーチにベンチや休憩所などを設置)
1983(昭和58)
11月5日・米軍が軍用地地主会に対して「楚辺兼久ビーチ拡張工事の計画」の現地説明を実施
●1984(昭和59)
2月8日・米軍が楚辺区や那覇防衛施設局に「ビーチ拡張計画」の説明を実施
2月14日・楚辺区が理事会を開き「トリイ通信施設内ビーチ建設中止に関する要請」を決定
2月20日・楚辺区民代表が那覇防衛施設局に「要請書」提出
2月21日・村長や議長、楚辺区長らがトリイ基地司令官を訪ね、ビーチ拡張計画の中止を要請
3月11日・楚辺区で区民総会が開かれ「楚辺兼久ビーチ新規造成反対決議」を全会一致で採択
3月15日・村議会が「楚辺兼久ビーチ新規造成反対に関する意見書」を採択
3月16日・楚辺区民代表が、県議会に要請行動を展開
3月17日・米軍がトリイ通信施設への「米陸軍特殊作戦部隊(グリーンベレー)の配備」を発表
3月19日・村議会が「特殊作戦部隊配備反対に関する意見書」を採択
3月20日・村議会がトリイ基地を訪ね、ビーチ拡張の中止を要請(村議会議員21人が上京し、関係省庁に要請行動を展開)
3月21日・「米軍の楚辺ビーチ拡張並びに特殊作戦部隊配備阻止村民総決起大会」に村民1000人が参加
4月11日・村民大会実行委員会の代表団が関係省庁に要請行動
4月20日・「米特殊部隊・トマホーク配備反対県民総決起大会」が古堅小学校で開かれ、4000人が参加
6月30日・村議会が「楚辺兼久ビーチ拡張計画並びにグリーンベレー配備中止に関する決議」を採択
9月5日・米軍がビーチの拡張工事を強行するが、抗議団によって阻止される(工事阻止実行委員会を結成する)
9月6日・米軍が機動隊を導入して工事の強行を図るが、抗議団によって阻止される
9月25日・那覇防衛施設局が、米軍と地元との調整役を放棄するとコメント
9月28日・米軍がマスコミを通じて「特殊作戦部隊の配備を完了」と発表
10月18日・「米軍特殊作戦部隊の強行配備に抗議し撤退を要求する村民総決起大会」を開き、トリイ基地で抗議行動を展開
10月19日・トリイ基地内で「グリーンベレーの創隊式」が行われる
●1986(昭和61)
10月18日・村議会が「通信衛星ターミナル建設に伴う農耕地取り上げに反対し撤退を求める要請決議」を採択
●1988(昭和63)
7月11日・トリイ基地内での「農耕地立ち退き」問題が明らかになる
7月14日・楚辺区が区民総会を開き「撤回を求める要請決議」を採択
7月20日・楚辺区民がトリイ基地司令官に白紙撤回を要請
8月6日・村議会が「撤回を求める要請決議」を採択
8月9日・村長と議会がトリイ基地司令官に計画の白紙撤回を求める
8月10日・村長が上京し、在日米軍司令部(横田)や、駐日大使館、防衛施設庁、外務省などの関係省庁に要請行動を展開