読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年8月発行 広報よみたん / 5頁

【見出し】鮮やかに理容の技術を競う~第32回沖縄県理容競技大会に143選手~ ガンジューだったね~ッ~都屋。波平のお年寄りらが交流~

「第32回沖縄県理容競技大会」(沖縄県理容環境衛生同業組合・後上里清理事長主催)が七月一日、村総合福祉センターで開催されました。
理容競技大会の会場には、県下五百会員の中から大勢の関係者らが詰め掛ける中、競技には百四十三人の選手が出場し、日頃培われた技術を競い合いました。
競技種目は八部門から成り、ゼッケンをした選手らは、それぞれの部門別に設定された競技時間内に、男性や女性モデル、モデルウイッグ(マネキン人形)を使って巧みな技術を披露。会場は選手の真剣な眼差しと応援者らの熱気に包まれました。
同大会は、全国理容競技大会への派遣(予選大会)を兼ねた競技で、村段階で大会が開催されるのは初めて。それだけに、本村の読谷理容業組合(上地健組合長)では同組合から十人の選手を出場させて大会を盛り上げるとともに、大会運営に当たっては実行委員会を結成して、教宣キャンペーンや競技運営などに積極的に協力。本村で初めて開かれた大会を成功へと導きました。
【本村選手の上位入賞者】
▼フリースタイル
・友利武児
・阿嘉敏
▼ロット・ワインディング
・池原さくら
・上地英美利
▼コンチネンタル・ブロース
・屋良勝也
▼クラシカルバック・ドライヤー仕上げAクラス
・松田吉成

生き活き健康センター 宇地原毅
村内にあるデイサービス施設「生き活き健康センター」と特別養護老人ホーム「読谷の里」との交流会が五月二十二日に行われました。
両施設約二百人のお年寄りが週一回のデイサービスを利用しています。
この日は波平、都屋地区の交流会(約五十人)で久しぶりの対面とあって、肩をたたきあい喜ばれていました。そして、その日の企画として古堅在住の上原令子さんのリサイタルが行われ、沖縄の海のいろのような透き通った歌声とその合間に語る彼女のエピソードに、思わず吹き出したり、涙したりと楽しいひとときを過ごしました。
【家族介護者教室のお知らせ】
読谷村生き活き健康センターでは65歳以上の虚弱老人、または痴呆性老人等を常時介護していらっしゃる家族を対象とした「家族介護者教室」を実施しています。
これは、日頃からお年寄りの世話をしている家族の方々の様々な悩みや負担を少しでも軽減することができればということで始まりました。
医学、心理学、栄養学、介護の専門分野から講師をお迎えして講演、ディスカッション、実技等を行います。
尚、受講料は無料ですので、お気軽にご参加ください。
【講師紹介】
・玉城修氏(診療所医師)
・山内裕子さん(栄養士)
・比嘉好子さん(ゆいな農協理事)
・宮城三男氏(都屋の里職員)
【期日・場所】
▼8月17日(土)
午後1時~3時(毎月一回実施)
【問い合わせ先】
■読谷村生き活き健康センター
℡957-3366

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