読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年9月発行 広報よみたん / 14頁

【見出し】語てぃ興さな わした島 農事用電気機器は防水・防湿型を

 県内の地域づくり団体が一堂に会してむらおこしのノウハウを学び、情報交換をしょうと七月十九日午後、「地域づくり団体第三回研修交流会」(同団体沖縄県協議会主催)が残波岬いこいの広場・東屋で開かれました。
 会場には県や市町村担当者をはじめ、県内それぞれの地域で活動しているむらおこし塾グループなどから約百人が参加し、交流が深められました。
 研修会のテーマには”揃ティ語ラ・語ティ興サナ・ワシタシマ”のスローガンが掲げられる中、初日には山内村長による歓迎のあいさつと『揃ティ遊バナ』を演題とした基調講演が行われました。読谷村のむらづくりを紹介する中で山内村長は「地域づくりには自分の地域(沖縄)を知り、情熱を傾け、人生の中で感動・感激・夢・ロマンを抱き、意識的に島社会という認識をもつことが必要」と強調した上で、「島杜会のおもしろさは言葉の人間模様。関西や東北、京都、熊本弁など、それぞれの地方の多様な島言葉は文化であり個性である。むらづくりには個性は欠かせず、自分たちの個性(ウチナーロ)を大事にし、その地域のもっている個性を引き出すこと、それが地域の顔になる」と説き、更に「私たちの使命は、一生住んでいる地域の命を呼び戻すことで、自助努力することを失ってはならない。”汝の立つところを掘れ、そこに泉あり”の如く、地域には歴史と文化がある。自然と生活の場を大事にして、地域活性化の中に活かすことが大切である。自分たちの地域を良くするには、誇りと自信と実践をもつことの意識をもち、みんなで努力することが必要だ」と唱え、講演を締め括りました。
 また、講演終了後はグループ交流や全体交流会などをはじめ、二日目には、本村の(株)ユンタンザやポルシェ、歴史民俗資料館や美術館、やちむんの里の視察研修が行われました。

 室温、ビニルハウスの中は、水や湿気が多く電気機器は絶縁が悪くなりがちで、漏電のおそれがあります。このため、水気、湿気のある場所の電気機器やスイッチなどは、防水型や防湿型のもの、また、コードも防湿コードやゴムキャップタイヤケーブルなどを使用しなければなりません。
 電気工事店などに相談して、不良のものがあればすぐ取り替え、漏電による感電事故を防ぎましょう。
財団法人 沖縄電気保安協会

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