「社会福祉に役立ててください」と九月二十六日午後、与那原町で不動産賃貸業を営む(株)松田商店の松田幸徳代表取締役とその弟・栄進氏が役場を訪れ、百万円(小切手)を寄付しました。
これは、今年めでたく米寿を迎えられた母・マシさん(座喜味三九五番地)の米寿記念として寄付されたもので、心暖まる善意に当真嗣清助役は「高額な寄付に大変ビックリしている。松田氏のご好意に深く感謝します」とお礼を述べました。
なお、両氏は福祉に対する理解がとても深く、これまでにも年末年始の助け合い運動に協賛し、社会福祉協議会を通して、数多くの物品(食油)などを提供しています。
「気持ちの分ですが福祉関係に役立ててください」と九月九日午後、比謝四四七番地の一にお住まいの屋宜ウシさん(92歳)が民生児童委員の石嶺キミさん(比謝二二)と連れ立って山内村長を訪ね、三十万円を寄付しました。
これは、ウシさんが常日頃からコツコツ貯えてきたお金を「村のデイサービスやホームヘルパーなどの老人介護などの福祉施策がとても嬉しい」という意味を込めて寄贈したもの。この善意に山内村長は「ウシおばあさんのお気持ちを老人福祉や身体障害者などの福祉に役立てていきたい。これからもお体を大事に頑張って頂きたい」とお礼を述べ、また、同席した石嶺さんは「おばあさんから寄付の話を聞いた時、地域福祉に関わってきて良かったと思う。私もおばあさんみたいな人になりたい」と、ウシさんの好意を讃えました。
去る十月九日、県総合運動公園陸上競技場で「中頭地区中学陸上競技大会」が行われ、同大会Aブロックの部で読谷中学校が大活躍しました。
今大会で読谷中学は、男女総合三位(一四五・七点)の成績を収め、男子が総合二位(八二・七点)、女子が総合三位(六三点)の健闘を見せました。種目別での個人成績も四十七人の選手が一位から三位に入賞したのをはじめ、さらに同大会では『学校の体育活動に優れた教育実践と成果を挙げた』として中頭地区中学校体育連盟(渡嘉敷直道会長)からスポーツ優秀校として表彰。併せて同校ソフトボール男子を九州制覇と全国大会三位に導いた糸数昌教諭に優秀監督賞が贈られました。
この素晴らしい快挙に読谷中学(富山昇進校長)では十一日に臨時全体朝会を開いて成績を報告。全校生徒で選手団の健闘を讃えました。