座喜味城祉を舞台に、「城フェスティバル・ln座喜味」が九月二十日~二十二日の三夜にわたって多彩に展開され、城を訪れた多くの観衆が伝統芸能の舞台を満喫しました。
初日には”しまうたでつづる読谷の人・情・文化”と題して「城の風わしま読谷山」が開かれ、読谷村文化協会しまうた部会の面々が総出演し、情緒豊かな島唄の数々を熱唱。二日目は第一部が「第二回子ども芸能祭」、第二部が「城組踊・忠臣護佐丸」が演じられました。
芸能祭ではちぴっ子から高校生までの約百人余が出演し、琉舞や日舞、空手など多彩な演舞を披露。また戦前から地元・座喜味区に伝わる組踊・忠臣護佐丸では、座喜味古典芸能保存会の役者らが見事な演技を繰り広げ、観衆を楽しませました。
三日目に行われた「第六回棒交流会」では、本村の座喜味棒や宇座棒をはじめ、村外から招かれた玉城村奥武や東風原町の棒術が勇壮に披露され、観る人々に大きな感動を与えました。