高齢者の雇用の安定に努めてきた功績が高く評価され、有限会社・ニューラッキーランドリー(名城道喜代表取締役社長=従業員二二〇人)がこの程、労働大臣表彰に輝きました。
この栄えある表彰で、十月二十五日午後、名城社長が山内村長を訪ねて受賞を報告。大臣表彰という素晴らしい受賞に、山内村長は「この度の表彰は役職員や従業員の努力のたまもので、私(村長)をはじめ村民挙げての喜び。名城社長の会社は農村的な読谷村にあって、雇用の力がある会社で村民にとっても大切な会社で敬意を表したい。これを契機に更に頑張っていただきたい」と祝福。これに、名城社長は「会社は先輩方の指導・助言等がなければ成り立たず、今回の受賞は先輩方のおかげ、今後も一生懸命に働ける会社づくりに頑張りたい」と述べました。
なお、同社は福祉関係での表彰もあり、一九八一年(昭和五六)には、障害者雇用優良事業所として表彰されています。
役場税務係長 新垣正吉さん
『あなたは多年にわたり地方公共団体の税務職員として職務に精励され、その成績は他の模範である』として、去る十月十六日に本村の税務係長・新垣正吉さん(47歳)が自治省税務局長表彰状を受賞しました。
これは、新垣さんが役場税務課に配属されて以来、十七年半の長きにわたる業績が讃えられたもので、表彰は県職員が四人、市町村では新垣さんが受賞に輝きました。
職員の嬉しい表彰に、山内村長は「今後もますます公務に活躍してほしい」と激励。これに新垣さんは「表彰は身に余る光栄です。今後も村民の期待に添えるよう、職務に頑張りたい」と応えました。
読谷保育所所長 島袋フジエさん
多年にわたって保育事業に関わり、児童福祉の増進に寄与したとして、この程、島袋フジエさん(読谷保育所所長)が、第40回「全国保育研究大会」(全国社会福祉協議会、全国保育協議会主催)で表彰されました。
島袋さんは村立保育所に勤務して三十一年余。その間、保育一筋に情熱を傾注する一方、保育組織の発展向上や保育授業に「ハブからの避難訓練」や「豆腐づくり」、「老人とのふれあい交流会」「保育園の30年誕生会」などのユニークな活動を取り入れ、園児らの情操教育に尽力されました。このような功績が高く評価され、去る大阪市で開催された大会(十月二十八日)で表彰を受けると共に、ネーミング入りの記念品(盾)が贈られました。