この程、本村の波平老友会(知花盛徳会長)が環境美化実践優良団体として全国表彰に輝きました。
これは、全国飲料水工業会など飲料関係八団体で組織する食品容器環境美化協会から表彰されたもので、その表彰状の伝達式が十月十六日に県庁内で行われ、波平老友会の知花会長に比嘉政徳県環境保健部長から表彰状と金一封が手渡されました。
栄えある受賞に、同会の知花会長と知花キク副会長が十月二十一日午前、役場に山内村長を訪ねて受賞を報告。席上、山内村長は「今はどんな行事でも老人会が模範を示している。日頃から環境美化に取り組んでいる波平老友会の活躍は後輩たちへの良き伝統になるものと思う。村としても皆様方の協力に敬意を表します」と讃え、これに知花会長らは「道端などでの空缶拾いは以前は恥ずかしいと思ったが、今では会員みんなが積極的に拾い集めるようになっています」と応えました。
同会は一九八四年(昭和五九)以来今日までの十二年余にわたってアルミ缶回収事業を展開。その活動は環境美化やアルミ資源の再利用(リサイクル運動)に貢献。その実績が高く評価され、昨年の二月にはアルミ缶リサイクル協会(本部=東京)からの全国表彰に輝いています。
波平老友会が環境美化活動で全国表彰に輝くのは今回で二度目になります。
知花サチさん
「読谷村の子供たちの教育に役立てください」と、ブラジル・サンパウロ市にお住まいの知花サチさん(長男・知花稔氏)が本村の育英会に20万円を寄せました。
これは、この程サチさんがめでたく85歳の生年祝いを迎えられたことから、その記念として寄付されたものです。
寄付金は十月二十八日、サチさんの長女・玉城キクさん(長浜一八一九の三)が役場を訪れ、山内村長に託しました。席上、山内村長は「サチさんの夫・弘治さん(故人)は戦後の南米移民の先駆者で移民された方々の苦労はよく承知している。このような古里への善意は感慨無量で、感謝申し上げたい」とお礼を述べました。
読谷村商工会青年部(仲村宗安部長)では十月十七日に「チャリティーゴルフコンペ」を開催し、その収益金の一部15万円を残波かりゆし学園(上地巌園長)に寄付しました。寄付金の贈呈は、十月三十一日午前に役場村長室にて行われ、仲村部長が「青年部が毎年実施しているチャリティーゴルフには村内外から三百人余が参加し、成功を納めることができました。学園のために役立ててください」と、寄付金を新崎盛繁理事長に手渡し、これに新崎理事長や山内村長が感謝の言葉を述べました。